京都南丹わざもちさんをたずねるツアー

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わざもちさん紹介

松永弦楽器工房【わざもちさん紹介】

松永弦楽器工房

松永弦楽器工房は、亀岡市・出雲大神宮のふもとにある、木工製品の工房。福岡出身の松永尚悟さんが、1995年に立ち上げた。現在は、職人3年目の息子さんと二人三脚で勤しんでいる。

体験できること

・工房見学
・バードコールの作成

弦楽器工房がつくるバードコール

松永さんは大学で家具の設計を学んだあと、木材工業に就職。その後住宅メーカーでの営業職や、弦楽器製作所では工場長も歴任。

「営業や図面を書くより、ものづくりをしたくなった。映画『耳をすませば』の聖司くん(ヴァイオリン職人を目指す15歳の少年)になりたかった」のが、松永弦楽器工房を立ち上げた理由です。これまでに、コントラバスやエレクトリックアップライトベースを300本以上作りあげてきました。

楽器職人として10年ほどたった頃、知り合いから、沖縄・竹富島の村おこしとして、現地で出る建築端材を使って何かを作ってほしいと依頼を受けます。たまご形のバードコールを作り、販売したところヒット。

松永弦楽器工房としても楽器製作で出る端材で製作しました。はじめて出店したクラフトフェアでも大人気で、バードコールは松永弦楽器工房の代表作になりました。

「キュルキュル」「ジッジ」「ピチュチュ」…松永さんがバードコールで奏でる音色は本物のさえずりのようで、シジュウカラが反応したことも。松永さんは10種類ほど鳴らすことができ、野鳥の会の方が驚くほどそっくりなのだとか。

バードコールを販売する際は「鳥が営巣している場所等では長時間鳴らさないで下さい」と書かれた注意書きを一緒に渡します。春先から初夏の営巣時期に他の鳥の声が聞こえると、親鳥が危険を感じて育児放棄する可能性があるからです。

松永さんは鳥のことは無知でしたが、バードコールを販売すると決めてから、鳥の生態を調べ詳しくなりました。ただ売るだけでなく、自然界や鳥たちのことも考える。その姿勢に松永さんの優しさが感じられます。

今後は継続して作品をつくりつつ、ローリングボールスカルプチャー(※)作家として活動したいそう。試行錯誤しながら作ったものが工房にありますが、コミカルな動きが楽しく見入ってしまいます。いずれ販売できるように、精度を高めていきたいと夢が広がります。
※キネティックアート(動くアート)の一種でボールが転がるアート作品のこと。

体験を通して持ち帰ってもらいたいこと

プロが作ってるものと同じものを作ってもらいます。四角いものが、みるみる形が変わっていく。商品とは同レベルではないかもしれませんが、完成すると音が出ます。形になることで、達成感を味わってもらえます。達成できた!という満足度を体験してもらえればうれしいです。

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体験情報

開催期間
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ツアー代金 (お1人様)
円(税込)

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