京都南丹わざもちさんをたずねるツアー

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わざもちさん紹介

木工房OKA【わざもちさん紹介】

木工房OKA

木工房OKA(おか)は、亀岡市にある工房で、2014年に岡裕介さんが立ち上げた。2017年に現在の地に移転、無垢の木で家具や、カトラリーなど小物を製作している。

体験できること

・工房見学
・椅子や箸の製作

シンプルで丈夫な木工家具を製作

ほのぼのとした雰囲気に優しさを感じる岡さんは、京都市出身。大学で経済学を学び、呉服問屋に就職します。学生の頃からものづくりが好きでしたが、就職当時は職人になるとは思っていませんでした。

仕事柄職人に出会うことが多く、職人の世界に興味を持ちはじめたころ、1冊の木の本に出会います。その本に感銘を受け、木工職人になりたいと一念発起し、長野県上松技術専門校へ入校します。その後、宮崎の拭き漆の家具職人、矢澤金太郎氏のもとで3年間修行。修行を経て独立先を探していたところ、亀岡に縁があり移り住みました。

岡さんはふだん、テーブルやキャビネットなどのオーダー家具を製作していますが、端材で小物やカトラリーもつくります。珍しいところでは、亀岡のパティシエと共同でモンブラン専用絞り器をつくったことも。どの作品もなめらかな手ざわりで、ていねいな仕事ぶりが評価されています。

岡さんのこだわりは、使いやすく壊れないものを作ること。使うとき、動きやすいように設計します。
注文は人づてか、イベントや展示会を通じて入ることが多いそう。制作には数ヶ月かかる場合もありますが、幸い待って下さるお客様が多いのだとか。

岡さんがこれからやってみたいのは「グリーンウッドワーク」。イギリス発祥で、日本でも話題のスタイルで、山から切ってすぐの生木を乾かさずに、斧やナイフなどで削ります。生木は柔らかくて削りやすく、シンプルな道具でも作業できるのだとか。

そしていつか、亀岡産の木材でグリーンウッドワークに取り組んで、使われず捨てられる木材を減らしたいとも考えています。

体験を通して持ち帰ってもらいたいこと

木は身近な存在ですが、じっくり触ることは少ないのでは。体験で直に触れてもらい、身近に感じてほしいです。そして体験が、木を自分の生活に取り入れてもらえるような、きっかけになることを祈っています。

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